京都、先斗町。
石畳をいくと、天空から音が降りてきた。
前奏は、(トラン)ペット。
♫ また逢う、日まで
逢える、時まで
あなたは、どこにいて
何を、してるの
それは、知りたくない
それは、聞きたくない
互いに傷つき、きのうに戻るから
ふたりでドアを閉めて
ふたりで名前消して
その時こころはなにかを
話すだろう
きょう(いやもうきのう)は、
尾崎紀世彦さんのご命日。
当該楽曲は、私の楽曲制作者としての
きっかけをつくった。
故阿久悠先生、そして筒美京平先生に、改めて感謝申し上げたい。
しかし不思議だ。
いつも先斗町にいると、
当たり前のように、琴の前奏(=京都慕情)が頭を巡るのに…。
残り短き人生、
皆の心に残る楽曲へ、一歩一歩。
BYE